きらり

ふと差し込むひとすじの光によって暗闇はそのちからを失い
暗黒の世界の終わりはいつもそうやって訪れる


なんでなんかな
わたしがひっそりとおちこんでいるとき
あなたはいつもたすけてくれる

だれにもいわずひとりかがんでいるとき
あなたはいつもそこからすくいあげてくれる



そんなつもりはなくても
その光は確かにこの闇を照らしその光は確かにゆく先を照らす

放されるたくさんの光に包まれて生きている
それはとても幸せなこと