月の光よ

どこまでもただ一人、夜の闇をひたすら照らし
いつも静かにただ笑っている
寂しくてそして哀しい月の光よ

どこまで追いかけても決して近づかず
いつもどこかでただ見つめている
温かくてそして残酷な月の光よ

見えなくても人知れず常にそこにいて
いつも優しくただ輝いている
逞しくてそして眩しい月の光よ



ここが 月のある世界でよかった。