おおきな木

おおきな木

おおきな木



あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。
それをあえて言葉にする必要もありません。
そのために物語というものがあるのです。

訳者村上春樹の言葉に、気付かされました。
確かにこの物語に感想を述べる必要はありません。
感じたことを言葉に表現することは困難で容易いことではありません。
言葉にするよりも実際その時に十分にその感じに触れることのほうが遥かに大切です。


けれど、たくさんのことに触れ色々なことを感じ続けていると、
人はそれを誰かに伝えたいと思うものなのではないでしょうか。


おそらく受信し続けることでは完結しないのです。


きっといつか自らが表現者にならなくてはならない時期が来るはずです。


大切な人に大切な何かを伝えたい。
これが今のわたしの Giving Tree です。